安全なポイントサイトを探していると、必ずと言っていいほど目にする「プライバシーマーク」という言葉。

なんとなく意味はわかるけど、どうしてそこまで信用されるんだろ?
なんて疑問に思うこともありますよね。
そこで今回この記事ではポイントサイトの安全確認に重宝される「プライバシーマークとは一体なんなのか?」
ポイントサイトの安全確認にプライバシーマークが使われる3つの理由を解説していきます。
この記事をよむとわかること
- プライバシーマークの詳細
- プライバシーマークを取得したポイントサイトが安全な理由
- 大手でもプライバシーマークを持っていない理由
僕自信、昔ポイントサイトに騙されてポイント交換できず、メールフォルダが
迷惑メールで溢れかえった経験がありますので
プライバシーマークについて簡単に知っておくと
今後のポイ活で騙されるリスクがぐんっと減りますよ!
それでは早速見ていきましょう。
プライバシーマークとは?日本工業規格に認められた証拠

「プライバシーマークとは」と検索すると
日本工業規格のHPにこのような説明が載っています。
プライバシーマーク制度の概要
プライバシーマーク制度は、日本工業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に適合して、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を評価して、その旨を示すプライバシーマークを付与し、事業活動に関してプライバシーマークの使用を認める制度です。

・・・。
どうして組織ってこういう難しい文章にしたがるんですかね笑
この文章を読んで「なるほどそういうことね!」と理解できたら天才です。俺にはできません笑
ということでここからは…。
ポイントサイトのプライバシーマークを『3つに分解』してそれぞれ説明していきます。
規格(ルール)を決める日本工業規格
日本工業規格、通称JISは日本国内のありとあらゆる工業製品の規格(サイズ・ルール)を決めています。
日本工業規格マークのついた製品例
- 鉛筆
- 乾電池
- ヘルメット
- 洗濯物の洗いかた
- トイレットペーパー
挙げるとキリがないほど、色々なサイズやルールを決めているのが日本工業規格です。

どうしてサイズなんて決めるの?

生活を効率化するためだよ!
例えばトイレットペーパーのサイズがメーカーによって違かったら、それぞれのトイレットパーパーに合わせた収納用具を作る必要がありますよね?

「せっかくトイレットペーパーを買ってきたのに、家の収納に合わなかった!」
なんてなったら大変ですよね笑
このようなトラブル回避など「色々な効率化」を考えて基準が設けられています。
個人情報保護の項目が「JIS Q 15001」
日本工業規格では数えきれないほどのサイズやルールを決めています。
その中の「JIS Q 15001」番がプライバシーに関する規格。
つまり個人情報保護のマネジメントを定めた規格ということです。
この「JIS Q 15001」で決められたルールを守れないと、プライバシーマークは取得できません。ちなみにこちらが、プライバシーマーク取得審査を合格するための、ざっくりとした内容です。
JIS Q 15001(個人情報保護マネジメントシステム)の内容
個人情報保護方針の策定
(事業者が実際に取り扱っている)個人情報の特定
(個人情報の流出が懸念される場面等の)リスク分析
内部規定の作成
(管理体制、取得や利用時のルール、社内教育の実施、運用や監査、違反時の罰則などを明文化する)
個人情報の取得・利用をユーザーに明示する
取得した個人情報を適切に管理する
PDCAサイクルを回し、日々の運用を改善していく

またややこしい。

テストの一夜漬けみたいに、その日だけにするなよってことだね!
プライバシーマークの効果
ここまでの説明で、日本工業規格は「生活の効率」を上げるために色々なもののサイズやルールを決めていることが分かったと思います。
では、プライバシーマークの効果とは一体なんなのか?
それは、大手と同じ審査にクリアしてプライバシーマークを手に入れることができれば、知名度が低くて名前だけでは信頼されないような企業やサイトでも、信頼されるようになるからです。
自分自身で「うちは安全です!信頼してください!」なんて言ってても、なかなか信頼してもらうことはできませんよね。
お金を扱う企業なら尚更です。
そこで、ポイントサイトはプライバシーマークを取得することで「外部からの信頼」を上乗せして、会員数アップにつなげています。
プライバシーマークは必要?ポイントサイトの安全確認に使われる理由3つ!


でももし怪しい会社がプライバシーマークを取得していたらどうなるんだろう?
そんな心配をする方も少なくないので、ここからはプライバシーマークがポイントサイトの安全確認に使われる3つの理由を解説します。
ポイントサイトの安全確認に使われる3つの理由
①:小さなポイントサイトでは審査もできない
②:審査基準がめちゃくちゃ厳しい
③:本気じゃないと維持できない
実はめちゃくちゃ厳しいプライバシーマークの裏側を見ていきましょう。
理由①:小さなポイントサイトでは審査もできない
実はプライバシーマーク取得の申請・審査にはそれぞれ多額の費用がかかります。
申請にかかる費用のまとめ
なので一般人を騙そうとしているような『小さなポイントサイト』ではそもそも資金的にプライバシーマークを取得できません。
理由②:審査基準がめちゃくちゃ厳しい
もしプライバシーマークの審査を受けられたとしてもそこからが大変です。
取得・維持するための調査
- 会社内の管理体制は整っているか?
- 会社内でどのように個人情報を保護しているのか?
- 社員に対してどのように個人情報保護教育を行なっているのか?
内部を細かく調査されますので、悪質な会社は間違いなくバレます。
理由③:本気じゃないと維持できない
そして取得してからも大変なのがプライバシーマーク。
2年ごとに更新が必要で、更新に必要な費用はなんと『数十万円〜100万円以上』というアホみたいな金額。
もちろんお金を払えばOKということではなく、更新までに適正な個人情報保護の取り組みが行われていなければ、プライバシーマークは剥奪されて掲載できなくなります。

剥奪されるとエグいよ…笑
一度ルール違反をしてプライバシーマークを取り消されるとネット上に社名が公開され続けるというおまけ付き…。
なので中途半端な会社や覚悟ではプライバシーマークを維持できません。以上3つがポイントサイの安全確認にプライバシーマークが有効な理由です。

なにげに目にしてるマークの裏には、企業・社員さんの努力が隠れてる。
プライバシーマーク取得済みのポイントサイト3選

それではここからは、プライバシーマークを取得している
代表的なポイントサイト3つとその特徴を紹介していきます。
プライバシーマーク取得済みの大手サイト
10項目で比較した「安全なポイントサイトBEST5」を見ればポイントサイトで騙されるリスクはなくなるので、安全なサイト探しで迷っていた人は参考にしてみてください。
①:ポイントインカム
人気度 | ★★★★ |
---|---|
運営会社名 | ファイブゲート株式会社 |
会社規模 | 上場実績はなし |
SSL/TLS | 導入済み |
プライバシー マーク | あり |
会員数 | 400万人以上 |
還元率 | ★★★★★ |
年齢制限 | 13歳以上 (18歳未満は保護者の同意が必要) |
現金への交換 | 可能 |
上場していないと不安!という意見は理解できますが、やっぱり1番大切なのは「楽しく継続的にポイントを貯められるか?」だと思うんですよね。たしかに上場企業の信頼性には劣りますが「取り組みやすさ」では間違いなく1位のポイントサイトです。
②:モッピー
人気度 | ★★★★★ |
---|---|
運営会社名 | 株式会社セレス |
会社規模 | 運営会社が東証一部上場 |
SSL/TLS | 導入済み |
プライバシー マーク | あり |
会員数 | 900万人 |
還元率 | ★★★★★ |
年齢制限 | 12歳以上 |
現金への交換 | 可能 |
「失敗したくないなぁ」と感じたら、会員数ダントツ1位のモッピーを選べば間違いないです。やっぱりみんなが利用しているポイントサイトは安心だし、気楽に始められます。
③:ハピタス
人気度 | ★★★★ |
---|---|
運営会社名 | 株式会社オズビジョン: OZVISION |
会社規模 | 上場実績なし |
SSL/TLS | 導入済み |
プライバシー マーク | あり |
会員数 | 300万人以上 |
還元率 | ★★★★★ |
年齢制限 | 13歳以上 |
現金への交換 | 可能 |
ショッピングの提携ショップは3,000以上!モニター案件も豊富で食費の節約に効果大なハピタス。使う人を選ぶのがデメリットですが、ネットショッピング多めな人の強い味方として人気のポイントサイトです。
プライバシーマークなしでも安全なポイントサイトはある

ということで、これまでにプライバシーマークの重要性についてガッツリ解説してきましたが…実は大手ポイントサイトの中にもプライバシーマークを取得していない会社があるんですよね笑
それがポイントタウンです。
安全ランキング | 2位(31社中) |
---|---|
人気度 | ★★★ |
運営会社名 | GMOメディア株式会社 |
会社規模 | 親会社が東証一部上場 |
SSL/TLS | 導入済み |
プライバシー マーク | なし |
会員数 | 240万人以上 |
還元率 | ★★★ |
年齢制限 | 16歳以上 |
現金への交換 | 可能 |
日本でもトップクラスの一流企業GMOグループのポイントサイトですが、そんなポイントタウンがどうしてプライバシーマークを取得していないのか?

その理由を考えてみました。
大手でもプライバシーマークを取得しない理由
例えばポイントタウンの場合は、国際規格(ISO)と呼ばれる『プライバシーマークの地球版』みたいな規格を取得しています。
これがあるから、日本のプライバシーマークを取得していないのかもしれません。
他の企業やポイントサイトでも、ワールドワイドな規格審査に合格していたり、プライバシーマークと同じように信頼性の高いマークや資格を取得している場合は、安全な企業であってもプライバシーマークを取得していない場合があります。
まとめ:ポイントサイトのプライバシーマークはあくまでも「参考材料」の1つ

ということでまとめです。
この記事のまとめ
- プライバシーマークの取得は大変
- プライバシーマークの維持も大変
- だから悪質なサイトでは取得できない
- しかしないからと言って危険ではない
という内容でした。
プライバシーマークがあれば信頼できる ← これは間違いない。
しかしプライバシーマークを取得していなくても、ポイントタウンのように超安全なポイントサイトだってあります。
こちらの記事では31社のポイントサイトを10項目で比較・厳選したトップクラスで安全なポイントサイトを5つまとめて紹介しています。
これからポイントサイトを始めようとしている人や、安全なサイト探しでお困りの人は気が向いたら参考にしてみてください。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
プライバシーマークがない=即アウト!
ではなく「SSl/TLS」などのセキュリティ対策や、ポイントサイトの会員数・運営実績も含めて安全性を確認するようにしましょう。