バイナリーオプションの運用代行に騙されて、多額の資産を失った。バイナリーオプションに熱中するあまり、それ以外の全てを犠牲にしてしまった。
バイナリーオプション以外のことを考えられなくなり、家族や友人・恋人を失った。気づけば借金返済のために毎日を生きていた。どうやら俺の人生は、バイナリーオプションを始めたことで終わったらしい。
僕は2016年にバイナリーオプションと出会ったことをきっかけに、これまでYouTubeやブログを通じて、バイナリーオプションについて多くの情報を配信してきました。
発信者として活動を続けるなかで「バイナリーオプションで人生が終わった…」と嘆く、悲痛な声を何度も耳にしてきた。上記はその一例です。
正直に話すと、僕自身もこれまでに「バイナリーオプションのせいで人生が狂った」と感じた瞬間は何度かありました。
頭が吹っとぶ勢いで、恋人に強烈なビンタを喰らわされたとき。1日で稼いだ75万円の利益を、一晩で全損したとき。バイナリーオプションのライブ配信者を信じて、消費者金融で借金をしたとき。
思い返すと、多くのものを失っています。
僕自身は挫折を乗り越え、下記運用実績のような結果を残すことができました。
しかし、対処法を見つけられないまま取引を続けてしまい、バイナリーオプションで地獄を見る人は少なくありません。
HIGHLOW(ハイロー)で
約500万円運用した際の取引画面
そこでこの記事では、バイナリーオプションで破滅した人間の末路や「バイナリーオプションで人生が狂う可能性」について、僕自身が経験した失敗談や、これまで耳にした破産者の声をもとに解説していきます。
どん底から這い上がることができた僕の経験則から言うと、正しい運用方法さえ理解できていれば、バイナリーオプションで人生が狂うほどの大損をする可能性はありません。
なぜなら、バイナリーオプションには追証制度がないからです。FXや株式投資のように、投資金以上の損失を負うリスクはバイナリーオプションにありません。
それなのになぜ、バイナリーオプションで人生が終わったと感じている人が一定数いるのか。この記事を読み、その理由を知ることで、あなたがバイナリーオプションで損をする可能性は劇的に少なくなるはずです。
バイナリーオプションで人生が終わりそうな人に言っておく
本題のまえに、今現在「バイナリーオプションで人生が終わりそう」と悩んでいる方に、伝えたいことがあります。
それは「たった1回経験したバイナリーオプションの損失如きで、あなたの人生がゲームオーバーになることはない」ということです。あなたが失った金額が50万円なのか、500万円なのか。それは分かりません。
人それぞれ金銭感覚は違うから「大金」と感じる額も変わってきます。ですが、あえて言わせてもらいます。
たかが数十万円、数百万円の損失ですよ。それって、あなたが人生を終わらせないといけないほど大きな金額ですか?
世の中には、コンビニのフランチャイズで騙されて、数千万円の借金を背負いながらも必死に足掻き続けている人がいます。家族の不祥事により社会的な制裁をうけ、1億円以上の賠償を請求されている人たちがいます。
そんな人に比べたら、バイナリーオプションの損失なんて微々たるものです。せいぜい乗用車1台程度の金額ですよね。30年の家ローンを組んでいる人よりもよほど身軽なはずです。
そう考えたら、少しは気が楽になりませんか?上を見てばかりいたら疲れます。見上げた世界は、明るすぎるから。
ツラいときくらい、下を見たっていいんです。
バイナリーオプションでどん底を経験した僕が、バイナリーオプションで人生を狂わせることなくリスタートできたように、あなたにも可能性があります。
バイナリーオプションなんて、お金を稼ぐ手段の1つでしかありません。
トレードが向いていないと感じるなら、他の道を探せばいいんです。どうしてもバイナリーオプションで再挑戦したいなら、今は修行期間と考えて必死に耐えましょう。
次のチャレンジに向けて「バイナリーオプションでやってはいけないこと」を改めて復習したり、テクニカル分析を学んだり。借金を減らして金銭的な余裕を作りましょう。
「人生100年時代」なんて言われています。まだいくらだってやり直すことができますよ。
バイナリーオプションで人生終わった人間の末路
バイナリーオプションで人生を狂わせてしまう人の多くは「ギャンブルトレード」に依存しています。
本取引だけでなくハイローのデモトレードを1度でも経験したことがある人ならわかると思います。バイナリーオプションって目を瞑りながらでもできるくらいかんたんなんですよね。
取引金額を決めて、上下二択でエントリーボタンをポチる。指先をポンポンっと数回動かせば取引が完了します。お婆ちゃんでも余裕です。
パチンコなら、わざわざお店に足を運んで台を決めないと遊ぶことができませんが、バイナリーオプションなら時間も場所も選びません。近所の公園、行きつけのカフェ、ディ◯ニーランド。どこでも好きなときに取引できます。
その圧倒的手軽さが、ギャンブル依存症を引き起こし、多くの人間を破滅へと誘ってきました。
ここからは、バイナリーオプションでギャンブルトレードに依存した人間の末路を2つ紹介します。
バイナリーオプションをやめるまで動悸が止まらなくなる
荒くなる呼吸。右目と左目が近づいて、取引画面から目を離せなくなる。理由はわからないけど、胸が高鳴って身体が熱くなる。
判定時間までの数分が、これまでの一生を凝縮したように、長く感じる。怖い。上下にチャートが揺れるたびに、胸が苦しくなっていくことに気づく。動悸が止まらない。
気づけばポジションの転売画面を開き、そこに表示される数字の増減を、無言で眺めていた。
取引終了まで、残り2分57秒。まだ自分のポジションは優勢だ。それなのに、なぜだか不安が押し寄せてくる。転売をして、この取引から解放されたい。そんな気持ちに心が折られそうになる。
次の瞬間、転売ボタンをポチる僕。投資金額は1万円。利益は4,300円だった。あと2分待っていれば倍額の利益を得ることができたのに、僕は待つことができなかった。
「あとほんの少し我慢できていれば、もっと儲かったのに!」イライラが募る。僕は再び、バイナリーオプションでエントリーをした。結果は惨敗。さっき獲得した利益をすべて失い、さらに5,700円を失った。
先ほどよりも、胸の鼓動が早くなる。苦しい。喉が詰まって、呼吸ができなくなる。食事も喉を通らない。
バイナリーオプションをやめたときは、今までの苦しさが嘘だったかのように、気持ちが楽になる。だけど、取引をしないと落ち着かないから、何度も何度も運任せの取引を繰り返し、そのたびに吐きそうなくらいのプレッシャーを感じて、生きているのがつらくなる。
これは、まだ僕がバイナリーオプションを始めて間もない頃に経験した話。このときは幸いお金に困っていた時期だったので、人生が狂うほどの大損をすることはありませんでした。
ですが、ギャンブルトレードを続けたことで脳内から過剰な量の興奮物質が分泌され、ギャンブル依存症となったことで「人生が終わった」と感じるほどの大損をする人は少なくありません。
大きなお金を失う前に「このままバイナリーオプションでギャンブルトレードを続けていたら、近い将来自分は破産する」と気づけた者だけが、逆転のチャンスを掴むことができます。
お金のためだけに働き、お金のために命をすり減らす日々
好きなことで生きていく?仕事に夢や希望をもて?そんなこと、できるはずがない。俺の人生はもう詰んだ。バイナリーオプションの依存症から抜けられず、300万円の借金を背負った俺にはもう、金のために働き続ける以外の道はない。
月々の返済額は約8万円。加えて、去年購入した新車のローンが月5万円。家賃が月6万円。通信費が1万円。「すぅっ・・・はぁっ」ただ呼吸をして生きているだけで、毎月20万円もの金額が消えていく。
俺の手取りは18万円。足りない。土日は時給1000円のバイトをして小銭を稼ぐ。遊びにいくための金銭的余裕はもちろんないし、時間もない。友人からは「付き合いが悪い」と言われ、ハブかれるようになった。気づけば俺は孤独になっていた。
バイナリーオプションなんて始めなければ、俺の人生は終わらなかったのだろうか。
バイナリーオプションをカジノと同じギャンブルだと考え、短期的な利益を追い求め続け、より大きな利益を得るために多額の借金をしてしまう。
ギャンブルトレードに依存し、後戻りできなくなった者の末路です。バイナリーオプションの取引に失敗した場合の最大損失は投資額。1000円しか投資していなければ1000円以上の金額が口座残高から失われることはありません。
それなのに、ギャンブル依存症に陥り破滅する人のほとんどは、20万円しか手持ちがないのに20万円全てを1回のトレードに注ぎ込んだり、スリルを求めて大きなリスクを負ってしまいます。取引をしている最中の緊張感や、トレードが成功したときの優越感に精神が支配されてしまうのです。
一般人から見れば、その姿はまさに廃人。
バイナリーオプションで破滅した人生の最後は「孤独」
バイナリーオプションで金銭的な余裕がなくなり、破滅した人間たちはどのような最後を迎えるのか?
それは「孤独な毎日」です。
「バイナリーオプションのせいで人生が終わった」「俺はもう、やり直すことができない」そのように全てを否定的に考え後ろを向いていたら、訪れる未来は2つしかありません。
バイナリーオプションで多額の損失を経験する。そんなことは、これから始まる破滅への序章でしかないのです。
恋人を失い、家族や友人からは見捨てられる
何日待っても、何件送っても返事が来ない。一向につかない、メッセージの既読通知。バイナリーオプションでギャンブルに依存し、人生が狂った俺の周りからは、気づけば誰もいなくなっていた。
バイナリーオプションを始めたばかりのころは「あなたのことが心配だから、危ないことはしないでほしい」と口にしていた恋人も、いつの間にか別の彼氏をつくり、俺のもとを去っていた。
はじめは自分のことを心配してくれていた恋人や家族であっても、心が離れるのは一瞬です。彼ら彼女らの言葉に耳を貸さず、いつまでもバイナリーオプションでギャンブルを続けていれば、そう遠くない未来で信頼を失い、その繋がりも消えてなくなるでしょう。
昔の僕はバイナリーオプションに熱中するあまり、恋人とデートをしている最中であっても、所構わずトレードにのめり込んでいました。何度も恋人から「やめてよ」と言われましたが「ここで勝てばその利益で来週は旅行に行ける」と言い訳をし、いつまで経っても、僕がトレードをやめることはありませんでした。
その結果、恋人とは破局。もともとは「もっと2人で美味しいものを食べたり、素敵な景色を見に行きたい。そのためにバイナリーオプションで稼ごう」と純粋な気持ちで始めたのに、いつしか僕の心は目先の利益に囚われ、本当に大切なものを見失っていたのです。
本当の意味で「バイナリーオプションで人生が終わった」と感じる瞬間は、なけなしの口座残高を損失したときでも、取引で5連敗したときでもなくて「大切な人との繋がりを失ったとき」だと学びました。
利息の返済以外にお金を使う余裕がなくなり、他人と関わる機会がなくなる
バイナリーオプションで大損をしたり、借金をすることで金銭的な余裕がなくなると、他人との接点がほとんどなくなります。お金がなければ外食やイベントにも行けないからです。
ボランティアという選択肢もありますが、利息の返済に追われている状態で、無償の奉仕をすることなどできません。お金の余裕がない。心が苦しい。お金がないから誰とも遊べない。虚しい。
「バイナリーオプションで人生が終わった」と感じるほどの負債を背負ってしまうと、借金の返済がある程度終わるまでは、このような空虚な時間を孤独に過ごさなければいけません。それは、本当にツラいものです。
この記事の冒頭でお伝えしたとおり、僕はなんとか立ち直ることができましたが、誰もが挫折から立ち直れるわけではありません。人生には、追うべきリスクと負わなくていいリスクがあります。
ギャンブル感覚でバイナリーオプションを行い、多額の資産を投下するのは、絶対にやってはいけない無意味なリスクの取り方です。真剣にバイナリーオプションで人生を好転させたいと考えているなら「上下二択を予想するだけ」と侮ることなく、このブログで紹介している攻略法や資金管理法などの基礎を身につけた上で真剣に取り組みましょう。
今回のまとめ
- 「バイナリーオプションで人生が終わりそう」と感じたなら、問題解決へ向けて早急に行動しよう
- バイナリーオプションは、お小遣い稼ぎを目的とした手段の1つでしかない。
- バイナリーオプションの損失くらいであなたの人生は終わらない
- ギャンブルトレードが人生の破滅を招く
僕自身も「バイナリーオプションのせいで人生終わったわ…」を感じた瞬間はありました。ですが、結局僕の人生は続いています。今日もこうしてブログを書いています。
バイナリーオプションをきっかけに、一晩で75万円をなくしたとき。恋人にフラれたとき。当時の僕は、確かに人生のどん底を感じていました。しかし振り返れば、100年と続く人生のなかの、わずか1コマでしかありません。
自分次第でいくらでも壁は乗り越えることができるし、人生を挽回することはできる。
バイナリーオプションで大損したくらいで、俺の人生や、あなたの人生が終わることはない。大丈夫。
どうしてもツラいときには、下を見下ろして「自分の人生も、案外悪くないな」と感じてほしい。朝食で焼き鮭を食べられる幸せを噛み締めてほしい。
当たり前のように感じていた日常も、ゆっくり味わえば「幸福な日々であった」と気付けるはずだ。